レスキュー「エンジンがかからない!」

今日は、久々のレスキューに行ってきました。

お昼前ごろに電話連絡いただき、海上にてエンジンがかからなくなったとの事。

症状としては、エンジンをかけようと思いキーを回した所、1、2秒セルが回った後反応しなくなったそうです。

とりあえず、電話口で下記のことを確認していただきました。

  • ニュートラルポジションの確認
  • ランヤードケーブルの接続
  • チルトスイッチを押してチルトモーターが反応するか(リモコン側とエンジン側両方確認)
  • バッテリー端子の緩みが無いか

いろいろ確認していただいた状況からすると、船外機に電源が供給されていないようです。

ということで、工具、バッテリーパック、曳航ロープを準備して船で現地に向かいました。

天気は曇り時々雨。

幸い風はほぼ無く波も穏やかです。

マリーナから15分ほどの場所でしたので、あまりお待たせせずに到着できました。

到着すると、筏に船を留めておられました。

話を聞くと、通りかかった船が筏まで引っ張ってくれたそう。

ありがたい話です。

船を横付けして、早速症状の確認。

電話口で確認した通り電源が来てなさそうです。

キーオンにしてメーターを確認すると、回転数を表示するところが「ー」マーク。

信号も来ていません。

正常な場合は、回転数「0」の表示です。

事前の情報で当たりを付けていたバッテリー端子をチェック。

やはり少し締まりが甘い感じになっています。

また、塩気の影響で錆も出ています。

端子の錆を落として、再度バッテリーに接続してエンジンがかかるかチェック。

無事、エンジンかかりました!

「これで昼からも釣りができる」とお客様も一安心。

端子の腐食も進んできているので、また交換しにきてねと声をかけて帰ります。

帰り際、お礼に立派なカワハギを一匹いただきました。

今の季節は、肝がパンパンで美味しいです。

バッテリー端子の腐食は目視で確認できる部分なので、日頃メインスイッチをONにする際に気にしておくと良いかもしれません。

それではみなさま今日もご安航を!

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